【完】俺の言うこと聞けよ。〜イジワルな彼と秘密の同居〜
琉衣くんはそっと唇を離すと、そのまま額をくっつけてくる。
「全然、亜里沙が足りねぇ…」
「…っ//」
恥ずかしくてドキドキして顔から火が出そうになる。
琉衣くんってこんなに甘かったっけ…?
なんだか付き合ったとたん急に甘さが増した彼に、私の心臓はもうパンク寸前…。
「…どうしてくれんだよ」
琉衣くんの視線がジリジリと私を追い詰める。
あまりに色っぽい目つきに息ができなくなりそうだった。
琉衣くんはさらに私の手に自分の指を絡める。
ドキドキドキドキ…
ここが学校だってことも忘れてしまいそう…。
すると、そんな時いきなり琉衣くんのスマホの着信音が鳴った。
ーー〜♪♫