寵愛の姫 Ⅱ【完】



「わ、分かった…?」



疑問符を浮かべながらも莉茉ちゃんは頷く。




―――暁、


………何だか俺、物凄く疲れちゃったよ…。



「…莉茉。」


「うん?」


「食べたい物が出来たら、遠慮なく言えよ?」



頷いた莉茉ちゃんに暁は満足げな表情。



「…うん、分かった。」



そんな暁に莉茉ちゃんの表情も柔らかくなった。
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