寵愛の姫 Ⅱ【完】



「…えっと…。」




これは一体、私はどうすれば良いんだろう…?




これって、


怒るべきなの?




…それとも…


このままでいるべきなの…!?




もともと、他人との付き合いが少なかった私には難解過ぎる。



凄く反応に困るんだけど…。



「…暁。」


「あ?」


「本気なんだな?」


「当たり前だろ。」



な、何?




どうして、2人とも平然と話してるの!?



可笑しいのは私なのかな…?
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