寵愛の姫 Ⅱ【完】


「はっ?」




まじましと親父を見つめる。




可愛くない?


お前らが?




何を意味の分からない事を言ってんだ、この糞親父は…。



「何でお前らは女の子に生まれてこなかったんだ?」



心底、不思議そうな親父。




そんな事、俺が知るか。





本当に、


……マジで勘弁してくれ。
< 213 / 440 >

この作品をシェア

pagetop