寵愛の姫 Ⅱ【完】



「えっと、先ずはショッピングでしょう。」



指折り数えながら莉茉が嬉しそうに俺に答えた。



「お昼を食べて…。」



…お昼。



こいつは、ちゃんと食べるのか?




…心配だな…。




ちゃんと食べるように、お袋に釘を刺しておくか…。



「その後にネイルサロンに連れて行ってくれるんだって。」
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