寵愛の姫 Ⅱ【完】



お父さん達が?




呆然と暁を見上げる。



「気付かなかったのか?」


「…うん。」



全く気付かなかった。




本当に、お父さん達の鼻の下か伸びてたの?



何だか、信じられないや…。



「…莉茉。」



急に真剣な表情をした暁。






…嫌な予感がした。
< 240 / 440 >

この作品をシェア

pagetop