寵愛の姫 Ⅱ【完】



直ぐには分からなかったけと、この近辺で頂点に立つ女性。



高崎美夜。



誰もが憧れと妬みを向ける人。



「っ、な、んであの子がそんな人と…。」



かたかたと握り締めていたお母さんの手が震え出す。




…………ねぇ、何を考えてるの?





自分の“過ち”が知られてしまうかも、とかかな…。
< 336 / 440 >

この作品をシェア

pagetop