寵愛の姫 Ⅱ【完】


「莉茉。」


「うん?」


「穴が塞がらないように、暫くは俺のピ
アスで我慢しろよ?」



莉茉の耳に輝く俺の、




アメジスト

シルバー

ダイヤ





3種類のピアス。





所有の証しのようで、胸の中が満たされる。



「うん、ありがとう。」



嬉しそうに目を細めた莉茉が、にっこりと微笑んだ。
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