寵愛の姫 Ⅱ【完】



「っ、やぁ…。」



無意識にベッドの上に逃げようとすれば、暁に腰を引き寄せられ、律動を強められる。



「っ、」



余りの強い刺激に頭が真っ白になった。



…もう…



……何も考えられない…。





身体が痙攣する



「っ、莉茉…。」


「…あぁっ!」



暁から与えられる絶頂の波に、私は飲み込まれた。
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