寵愛の姫 Ⅱ【完】



「っ、暁…。」



羞恥にか、莉茉の頬が朱に染まっていく。



「ふっ。」



初初しい反応を返す莉茉に俺の口角が上がった。




肌を重ねても、恥じらう姿に愛おしさが増す。





――――溺れてるな。



ここまで1人の女に入れ込むとは、俺自身も思わなかった。




まぁ、


……悪い気はしない。
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