寵愛の姫 Ⅱ【完】

孤独




「…え?大雅さん…?」



騒がしい玄関に首を捻って向かえば、暁と大雅さんが揉めている場面に遭遇した。



「…どうしたんですか?」



近づけば、


…………何故か、ドアに足が挟まれている大雅さんの姿。



「……。」


……これって……




………暁、本当に追い返そうとしてたの!?
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