寵愛の姫 Ⅱ【完】

激甘―大雅side―




「莉茉。」



自分の膝の上に乗せた莉茉ちゃんの顔を覗き込む暁。



「うん?何?」


「夜、どこかに飯でも食いに行くか?」


「本当?」



ぱっと、莉茉ちゃんが顔を綻ばせる。




暁と出掛ける事が本当に嬉しんだろうな。




俺まで微笑ましくなる。
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