最強女総長×俺様総長Ⅱ
哉世「零、預けるっていつ引き取りにくるんだ?」
なんの仕事が聞きたいんだろうが、この場では聞けないんだろう
言うのもめんどくさいから、こうやってみんながいる時間に来たんだけどな
凛(零)「そうだなー
1、、、いや2週間後に迎えに来る。
それまで頼んだ」
あたしは言った
この件は2週間で十分だろ
いや、2週間で終わらせるしかない
いろいろ大変になる前にな
哉世「わかった」
凛(零)「じゃ、あたしはそろそろ行くから」
夕莉「あら、ご飯食べて行かないの?」
凛(零)「あぁ、悪い。
いろいろ立て込んでてな」
夕莉「そう、残念ね。
また今度話しましょうね」
凛(零)「あぁ」
あたしは胸元からミイを出し、茉莉に渡す
凛(零)「ミイ、すぐに帰るからいい子にしてなよ?」
――――ミャー
あたしは少し微笑みミイの頭を撫でた
凛(零)の微笑みにその場にいたみんなが固まった
ある者たちは顔を赤く染め、またある者たちは癒されていた
凛(零)「茉莉、ミイのこと頼んだぞ?」
茉莉「あ、うん。
任せて!」
少しどもりながら言う茉莉
凛(零)「他の奴らもミイのこと少し頼む」
あたしは見渡しながら言う
「はい!」
「わかりました」
「任せてください」
など、様々な返事が聞こえた
?「零さん。
ミイちゃんのお荷物お預かりします」
凛(零)「あぁ、ありがと。
お、飛鳥じゃねーの。
怪我いいの?」
あたしは荷物を渡しながら言った
飛鳥、結構深い怪我してたのにな
飛鳥「いえ、まだ安静です。
デスクの仕事しかまだ出来ませんよ」
と苦笑いしながら言った飛鳥
ま、そうだよな
超人でもないもんな、飛鳥
凛(零)「そっか。
早く治るといいな」
飛鳥「はい。
またお相手お願いします」
凛(零)「気が向いたらね」
今度はあたしが苦笑いしながら返した
凛(零)「あ、そうだ。
哉世、少しバイク置かせて」
哉世「バイク?
別にいいぞ。
ミイを迎えに来ると同時に受け取りにくるんだろ?」
凛(零)「あぁ。頼む」
哉世「そうなるとお前、どうやって帰るんだ?」
凛(零)「歩いて行けるところだから問題はない。
じゃ、ミイのこと頼むよ。
飛鳥、鍵ね。
んじゃ、朝から悪かったな」
あたしは飛鳥に鍵を投げ、手をヒラヒラ振りながら広間を後にした