最強女総長×俺様総長Ⅱ


さ、次行くか


あたしは次の目的地に向かって歩き出した


今日はあちこち行くなー






――――コンコン


あたしは目的地につき、目の前の扉をノックした


?「はい?」


凛(零)「間宮です」


?「どうぞ」


中から了承を得たのであたしは中に入った


そして、中の住人が座っているデスクの前まで行く


凛(零)「昨晩はご報告出来ず、申し訳ございません」


そう、あたしは警視総監の玖将さんのところまで来ていたのだ


玖将「いや、大丈夫だよ。

事情は玖籠から聞いているよ。

怪我は大丈夫かい?」


玖将さんはいつもの笑顔で聞いてきた


凛(零)「はい、この通り大丈夫です。

今回はしっかりしてもらったのでww」


と、包帯で巻かれた手を挙げながら意地悪な笑顔で返した


玖将「それならよかった!

さて、報告を聞こうかな

時間もあまりないならね」


大体のことは玖籠から聞いているんだろうけど、きちんと依頼したあたしに聞きたいんだろう


凛(零)「はい。

まず、黒川組の重要取引は押さえました。

首謀者の黒川組組長の黒川猩々の身柄及び、その場にいた幹部・組員は力付くではありますが、現行犯逮捕しました。

取引相手のロシア大使のアンドレイ-ジルコフ及び、側近のクラウド-ステリアも現行犯逮捕しました。

現行犯逮捕の際の怪我は、全員命に別状はありません。

一番重症なのは、黒川猩々です。

私がいながら、コウスケとイルヤが暴走してしまい半殺しにしてしまいました。

殺す前に静めましたのでご安心ください。

こちらが、取引の写真と物(ブツ)です。」


あたしはそう言い、デスクに証拠品を置いた


写真は突入する前にキョウタに合図を送り、写真を撮らせたのだ


写真は先程、キョウタからもらったデータを印刷してきた


玖将「ふむふむ、なるほど。

これで、証拠は出揃ったな。

黒川猩々は地下にぶっ混んだだが、黙秘を続けててな困っていたのだよ。

まぁ、零が物的証拠を持ってきてくれると思ってたからそんな心配はしていなかったがね」


と、ガハガハ笑う玖将さん


地下と言うことは、あそこにいれたのか、、、


あそこはいわば、拷問部屋と言ってもいいところだ


コウスケたちの攻撃で出来た怪我で気を失っていた黒川猩々を水でもかけて目を覚ませて話を聞いたんだろう


もちろん、そこからは出さない


怪我はそこで治療するという、なんとも玖将さんらしいやり方だ


ほんと、敵に回したくない、、、

< 261 / 295 >

この作品をシェア

pagetop