最強女総長×俺様総長Ⅱ
玖龍「だけど、それでいいんじゃないかな。
より高みを目指すということは君たちの成長するための目標でもある。
今の君たちにとっての目標は、勉学で1位になることでも将来の夢でもない。
人は、成長するために何か一つでも目標を立てている
ここでは生きることや病気が治った時の後のことを目標に病気と闘っている
それは生きるための治癒の一つでもある
君たちにとっての最終的の目標は凛ちゃんの隣に堂々と立ち共に戦うことだろう。
それならそのために強くなればいいんじゃないのかな?
どんなに負けたとしてもね」
そう言って、ファイルから顏を出す玖龍さん
万「玖龍さん……」
玖龍「外傷は擦り傷や打撲だけだからすぐによくなるよ。あとは凛ちゃんにやられたツボへの打撃は時間が経てば元に戻るよ。今日は念のための入院ね。明日以降退院できるよ。
他の子たちは目を覚め次第、診に来るよ。
じゃあ今日は早く寝て、体力回復させてまた鍛錬しないとだね?
まー無理は禁物だからねー」
それじゃ、お大事にーと言って玖龍さんは病室から出て行った
杏浬たち、まだ目覚ましてなかったのか
いくら病室が同じだからと言っても体が動かない以上、あいつらがどうなっているかはわかんないからな
まー気を失っているだけだから大丈夫か
それにしても、また負けちまったなー
掠りもしなかった…
クソッ…
俺は唯一動く右手だけを強く握った
俺らはいつになったら凛の…あいつの役になるんだよ…
もうお荷物は嫌なんだよ、、、
守られてるだけなんて嫌なんだよ、、、
凛と共に戦いたいんだよ、、、
チックショー…