最強女総長×俺様総長Ⅱ
玖将『実はね、今密売の大きな組織を追っているんだがね、玖籠の事件の方に人手が行ってて足りない状況でねー。それに今回ばかりはちと手がかかってな』
凛「なるほど。それであたしに依頼というわけですね。」
玖将『悪いのー。そっちも今大変な時に』
凛「いえ、大丈夫ですよ。依頼は別なので」
玖将『そう言ってもらえると助かるよ。詳しい内容は会ったときにでも話すよ。うーんそうだなー、凛ちゃんはこのあと時間はあるかな?』
凛「えぇ、大丈夫ですよ」
玖将『じゃあ、こちらに来てくれるとありがたいのだが、大丈夫かい?』
凛「はい、大丈夫です」
玖将『じゃあ待っているね』
凛「わかりました」
玖将『急いで来なくて大丈夫だから、凛ちゃんの都合のいい時間においで。わしはいつでもここにおるから』
凛「ありがとうございます。では、またあとで」
玖将『あぁ。気を付けていらっしゃいな』
そう言って電話は切れた
?「依頼かい?」
携帯をポケットにしまうとそれを見計らったように話しかけてきた
凛「あぁ。ま、そゆこと。んじゃ、あたしはそろそろ行くから」
?「おう、気をつけてなー」
凛「あー帰る前に……
本当の要件ってなに?」
あたしはあいつの顔をみて言った