懲りもせず、恋する私
あれから、1週間経って、
今日は、コラボ企画の会議が
行われる予定だった。

デスクのはす向かいに座る
私のチームの安田謙也を
連れて
会議室に行く準備をしていた。

後ろのドアから、
不機嫌そうに、課長がデスクに座った。

「今日は、会議無しだ!!くそ面白くもない案ばっかでやる気でねぇわ!」

「課長!なんでですか!時間かけて
考えてようやくって…。」

「はぁ?時間なんかかけなくたって
できる奴はできんだよ!能無しか!」

あまりの暴言に
本気で頭きた!!
ツカツカっと近くと、
バシンとデスクに提案書を叩きつけた。

「きちんと目を通してから言ってくれませんか?」
「そんなゴミみてーなの、見なくたって
outだ!」

「本当!最低!」
「まあまあ、佐伯さん。落ち着きましょうよ」
「あんたさ、馬鹿呼ばわりされて悔しくないの?男でしょ!」
「他を考えてみましょう!ね」
引きずられながら

休憩所に連れて行かれた。



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