懲りもせず、恋する私
滞在中に、
親父の頃からずっと会社の
製品に携わって来た人、
中谷真蔵さん。
この人にこのチームを任せたい。
俺は、さっそく、親父に頼み
連絡をとってもらった。
携帯が鳴り
「翼坊ちゃん。お久しぶりですね。」
「真蔵さん!やっと!実現するんです!
どうか、チームの責任者になって下さい
お願いします!」
「はぁー。もうすぐ引退出来ると…。
思っていたのに…。う〜〜ん。
翼坊ちゃんの頼みとあらば…。
もう一旗揚げますか!」
「真蔵さん!ありがとう!!あの…
失礼なんですが…英語って…」
「ははは!親父さんと製品開発に
海外を飛び回ったんですぞ?
ある程度は、話せるさ!」
「すみません。失礼な事を。そうでしたね。真蔵さんから海外土産よくもらってました。」
「つまらん…ぬいぐるみや、キーホルダーでしたかなぁ?」
手元の小さな小銭入れには、
その時のキーホルダーが繋がっていた。
「真蔵さん、俺、いまもそれを大切に
持ってるんです。」
「翼坊ちゃん…。くう〜〜。にくい事
言ってくれるね。いつからそっちに
行けばいい?」
「本社の田辺優一を相棒にと考えてます
そいつと一緒に来週には…
お願いします」
「わかりましたよ。」
それから、子供の頃の話しをして
電話を切った。
メールで各部署に
赴任してもらうメンバーを
選出して
了承を得た。
動き出す。
俺は…胸が熱くなった。
親父の頃からずっと会社の
製品に携わって来た人、
中谷真蔵さん。
この人にこのチームを任せたい。
俺は、さっそく、親父に頼み
連絡をとってもらった。
携帯が鳴り
「翼坊ちゃん。お久しぶりですね。」
「真蔵さん!やっと!実現するんです!
どうか、チームの責任者になって下さい
お願いします!」
「はぁー。もうすぐ引退出来ると…。
思っていたのに…。う〜〜ん。
翼坊ちゃんの頼みとあらば…。
もう一旗揚げますか!」
「真蔵さん!ありがとう!!あの…
失礼なんですが…英語って…」
「ははは!親父さんと製品開発に
海外を飛び回ったんですぞ?
ある程度は、話せるさ!」
「すみません。失礼な事を。そうでしたね。真蔵さんから海外土産よくもらってました。」
「つまらん…ぬいぐるみや、キーホルダーでしたかなぁ?」
手元の小さな小銭入れには、
その時のキーホルダーが繋がっていた。
「真蔵さん、俺、いまもそれを大切に
持ってるんです。」
「翼坊ちゃん…。くう〜〜。にくい事
言ってくれるね。いつからそっちに
行けばいい?」
「本社の田辺優一を相棒にと考えてます
そいつと一緒に来週には…
お願いします」
「わかりましたよ。」
それから、子供の頃の話しをして
電話を切った。
メールで各部署に
赴任してもらうメンバーを
選出して
了承を得た。
動き出す。
俺は…胸が熱くなった。