懲りもせず、恋する私
恭子が私を避けるようになり、

後輩のマチは…私と恭子の間で
オロオロするばかり。

「つぐみ先輩。お願いだから…
恭子先輩と話して。こんなのおかしいですよ。」

デスクの上に肘をつき
ため息一つ。
「はぁ〜〜…。マチ、ごめんね。私も
恭子がなんであんな風にするのか
わかんないんだよ…。」

「なら!飲み会しましょう!で
砕けたところで話したら!」
キラキラの笑顔で私に同意を求める。

「私は…良いんだけど…恭子多分
来ないよ。」

「大丈夫です!私、何とかしますから」

「ごめんね。後輩に気を遣わせて
ダメな先輩だよね…」

「何言ってるンですか!私。恭子先輩も
つぐみ先輩も大好きですから!」

真っ直ぐなマチに
本当、ありがとう。
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