ガンギの夢日記
私は職場にいた。講師室で待機していた。
すると、誰かが私を呼ぶ声が聞こえた。
声の下方へ向かってみる。扉の向こうは、教室だった。それも、かつて私がウクライナ語の授業で使っていたものだ。私は席に座った。扉が開けられ、先生が入室してきた。テストをやるという。なんてこった。以前は聴講ということで最後のテストには参加しなかったのだが、ここでそれだけを受けさせられることになるとは。問題を見た。なんとかロシア語の知識でいけるだろうと思った。甘かった。さっぱり分からない。用紙は空白のまま、時間が流れた。気が付いたら周りの人たちは解き終わり、提出を始めていた。よく見ると彼ら、生徒ではない。職場の講師たちである。なぜだ。彼らは解けたというのか。どうやらそういうわけではなかった。彼らのうちの一人が提出すると、先生に何か茶化されたいた。この人もほぼ白紙で、それをいじられたらしい。
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