72億分の1
(お母さん話しやすい方だったし 明日お休みだし まぁいっか!)
「お母さんに名刺いただいて 居酒屋さん行ってみたいなと思ってたんです!ぜひ連れて行ってください!」
「ありがとう!」
ということで お母さんの居酒屋さんに行った。
初対面も初対面の柏木さんと歩くのは 少し緊張した。
「いらっしゃいませ〜!あっ!渚沙ちゃん〜来てくれたのね!」
「こんばんは!柏木さんが誘ってくださって さっそく来てしまいました!」
「嬉しいわぁ〜!こっちにどうぞ!」
お母さんにカウンターに案内してもらった。メニューにはおいしそうなメニューがズラッと並んでいる。
「母さん。今日は社員証届けてくれてありがとう。
俺とりあえず生ちょうだい。鈴風さんは何飲む?」
「あっ。じゃあ 私も生ください!」
お母さんは嬉しそうにお酒を持ってきてくれた。