真実の愛のカケラ
何も知らない
もうそろそろ来てもいい頃なのに、待っても待っても柚希は下りてこない。
地下駐車場に車を停めてどれくらい経っただろうか。
ちらりと時計を見ると23時30分。
はやくしないと今日が終わってしまう。
まだ仕事が長引きそうなのか確認するために携帯を鳴らすが、繋がったかと思いきや聞こえてくるのは時々耳にする音声。
…なんで電源切ってるんだよ。
ここで待ってても会社の中の様子が気になって仕方ないため、結局調査部のオフィスまで出向くことにした。
廊下を歩いていても人とすれ違わない。
もうほとんどの社員が帰宅してるんじゃないのか?
そんな不安がよぎり、オフィスを覗いてみるとやはりそこは真っ暗だった。
念のため人がいないか確認してみるも、シンと静まりかえっている。
まさか約束忘れて帰ったのか?
電話が繋がらないから確認のしようがない。
地下駐車場に車を停めてどれくらい経っただろうか。
ちらりと時計を見ると23時30分。
はやくしないと今日が終わってしまう。
まだ仕事が長引きそうなのか確認するために携帯を鳴らすが、繋がったかと思いきや聞こえてくるのは時々耳にする音声。
…なんで電源切ってるんだよ。
ここで待ってても会社の中の様子が気になって仕方ないため、結局調査部のオフィスまで出向くことにした。
廊下を歩いていても人とすれ違わない。
もうほとんどの社員が帰宅してるんじゃないのか?
そんな不安がよぎり、オフィスを覗いてみるとやはりそこは真っ暗だった。
念のため人がいないか確認してみるも、シンと静まりかえっている。
まさか約束忘れて帰ったのか?
電話が繋がらないから確認のしようがない。