真実の愛のカケラ
能見さんが帰ったあと、スタッフルームではホールスタッフが集まって、自分の言いたいことを言い合っていた。
「28にもなってバイトって。
親のすねかじって暮らしてるんだろ?
大学は出てるらしいけど、どうせ大したことない奴だよ」
「甘やかされてそうですからね。
使えなさそうだし根性もなさそうだし、すぐ辞めるんじゃないですか?」
やはり、男性スタッフからは評判が悪い。
「使えないのなら、辞めてもらうまでです。
私が使えないと判断するまでは、きちんと指導をしてあげてください。
ただし、自分の仕事には支障をきたさないように。
特に飯島さん、いいですね?」
げ…。なんで私だけ名指し…?
まぁ、ホールを仕切ってるだけある。
私が能見さんに目を輝かせてることに気づくなんて、朝飯前なんでしょうね!
「28にもなってバイトって。
親のすねかじって暮らしてるんだろ?
大学は出てるらしいけど、どうせ大したことない奴だよ」
「甘やかされてそうですからね。
使えなさそうだし根性もなさそうだし、すぐ辞めるんじゃないですか?」
やはり、男性スタッフからは評判が悪い。
「使えないのなら、辞めてもらうまでです。
私が使えないと判断するまでは、きちんと指導をしてあげてください。
ただし、自分の仕事には支障をきたさないように。
特に飯島さん、いいですね?」
げ…。なんで私だけ名指し…?
まぁ、ホールを仕切ってるだけある。
私が能見さんに目を輝かせてることに気づくなんて、朝飯前なんでしょうね!