モテない俺は顔が悪い訳ではない。



放課後になって、俺と真中さんは2人で帰ることになった。


まぁ、最初は4人だったけど、俺を応援してなのかはたまた2人で居たかったのか、俊太は皆川さんを連れて帰ってしまった。


「真中さん!どーぞ!」


今は放課後デートってやつを満喫してます!


「ありがとう。」


飲み物を受け取って微笑む真中さん。


やべー。なんか可愛い。

ある意味俺の中で春が来てるよ。


「あの!そういえばなんで皆川さんは俺と真中さんを会わせたんだろう?」


そんなことを聞くと、真中さんは笑って言った。


「なんでだと思う?」


「え…。なんでだろ…。」


まさか…。
俺のこと好きとか?!


期待していいのか?!!

期待していいのか、俺!!


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