初恋の甘い仕上げ方
カウンターに両手を突き私を包み込んでいた翔平君は、その手を私の背中にすっと回した。

そして、ゆっくりと私の肩に自分の額を乗せた。

首筋に触れる翔平君の頬、そして唇。

今日何度も翔平君に抱きしめられているせいか、どきどきしながらも抵抗なくそれを受け入れている自分に驚いてしまう。



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