麗雪神話~幻の水辺の告白~
(刑罰なりなんなりで外に連れ出されたときにでも、逃げ出せばいい)
逃げ出そうと思えばいつでも逃げ出せる。
そう思うと心に余裕が生まれた。
そんなことよりも、サラマスは先ほどまで見ていた夢が気になった。
明らかに、ただの夢ではなかった。
水の神ディーネリアが現れ、こう言ったのだ。
『サラマス、私の願いを聞いて人間界でがんばってくれていること、礼を言います。
飛天の能力者は、無事みつけられたでしょうか。
まだみつけられていないのなら、見つけるための新しい方法がわかったので伝えます』
ディーネリアは、サラマスが人間界で実体化するために持っているものと似た腕輪をサラマスに手渡した。
『この装飾品を装備できる者、それが飛天の能力者です。
頼みましたよ、サラマス』
「………ディーネ様」
夢でも幻でもない。
証に、サラマスの腕には牢に入る時まではなかったふたつめの腕輪が輝いている。
これを装備できる人間が、飛天の能力者。
(ディーネ様、飛天の能力者とはなんなのですか?
あなたは何も教えて下さらなかった。それでもあなたが願うことならなんでも俺は……)
逃げ出そうと思えばいつでも逃げ出せる。
そう思うと心に余裕が生まれた。
そんなことよりも、サラマスは先ほどまで見ていた夢が気になった。
明らかに、ただの夢ではなかった。
水の神ディーネリアが現れ、こう言ったのだ。
『サラマス、私の願いを聞いて人間界でがんばってくれていること、礼を言います。
飛天の能力者は、無事みつけられたでしょうか。
まだみつけられていないのなら、見つけるための新しい方法がわかったので伝えます』
ディーネリアは、サラマスが人間界で実体化するために持っているものと似た腕輪をサラマスに手渡した。
『この装飾品を装備できる者、それが飛天の能力者です。
頼みましたよ、サラマス』
「………ディーネ様」
夢でも幻でもない。
証に、サラマスの腕には牢に入る時まではなかったふたつめの腕輪が輝いている。
これを装備できる人間が、飛天の能力者。
(ディーネ様、飛天の能力者とはなんなのですか?
あなたは何も教えて下さらなかった。それでもあなたが願うことならなんでも俺は……)