キミの一番大切な人
学校に着くと、咲はすでに学校に来ていた



「咲、おはよう」


「おー!理沙おはよ…って


どうしたの!?」



咲はとても驚いた顔をしている




「えっと、なにが…?」



「目だよ!目!!」



やっぱり気づいちゃうんだ…



完全に腫れがひいていた訳じゃないしね



「えっと、昨日ずっと家で漫画読んでて感動して泣いちゃった…」




私が焦った言い方をしたから、嘘だってことはばればれだ



「そっか!



まあ、もしなんかあったら相談するように!」



咲はそう言って微笑んでくれた


お母さんと一緒だ…




「咲。


今日の放課後話聞いてもらっていいかな?」



「もちろん!」



咲には相談したいし、なによりも隠し事なんてしたくない





そこでちょうど予鈴が鳴り、席に着いた


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