本当のわたし
side☆夏川陸斗
長すぎるテスト週間も今日で終わる。
三木にとっては楽勝なのか隣ですでに爆睡中。
まあ俺も三木と俊が教えてくれたおかげでかなり早く解き終わったから暇なんだけどな。
早くテスト終わらねぇかな。
今日は三木と海に行く。
ずっと前からこの日が楽しみだった。
泳ぐわけじゃないけどやっぱり海に行くことはウキウキする事に変わりはない。
ふと隣で爆睡してる三木に目をやると苦しそうに制服を掴んでいた。
三木…?
「先生ー!三木さんが苦しそうです!」
咄嗟に先生に声をかける。
先生が焦った顔をして近づいてくる。
「三木、大丈夫か!?」
三木の事は心配だが今ここを離れるわけにいかない先生は凄くどうしたら良いのかわからないのかあたふたしていた。
「先生、俺もうテスト大丈夫なんで三木を保健室に連れて行っても良いですか?」
「良いのか?頼む」
「はい。三木、大丈夫?立てる?」
そう声をかけると三木はもう声を出すことすら苦しいのか頭を横にふる。
三木をおんぶして保健室へいく。
その時ふと見てしまった三木をテスト用紙の名前。「中西花蓮(なかにしかれん)」
中西花蓮…?
どこかで聞いたことのある名前。
でもどこで?
そんな事を考えながら三木のことを保健室へ運ぶ。
三木にとっては楽勝なのか隣ですでに爆睡中。
まあ俺も三木と俊が教えてくれたおかげでかなり早く解き終わったから暇なんだけどな。
早くテスト終わらねぇかな。
今日は三木と海に行く。
ずっと前からこの日が楽しみだった。
泳ぐわけじゃないけどやっぱり海に行くことはウキウキする事に変わりはない。
ふと隣で爆睡してる三木に目をやると苦しそうに制服を掴んでいた。
三木…?
「先生ー!三木さんが苦しそうです!」
咄嗟に先生に声をかける。
先生が焦った顔をして近づいてくる。
「三木、大丈夫か!?」
三木の事は心配だが今ここを離れるわけにいかない先生は凄くどうしたら良いのかわからないのかあたふたしていた。
「先生、俺もうテスト大丈夫なんで三木を保健室に連れて行っても良いですか?」
「良いのか?頼む」
「はい。三木、大丈夫?立てる?」
そう声をかけると三木はもう声を出すことすら苦しいのか頭を横にふる。
三木をおんぶして保健室へいく。
その時ふと見てしまった三木をテスト用紙の名前。「中西花蓮(なかにしかれん)」
中西花蓮…?
どこかで聞いたことのある名前。
でもどこで?
そんな事を考えながら三木のことを保健室へ運ぶ。