本当のわたし
目を開けるとみなちゃんがいた。

「みなちゃん…ごめん」

「大丈夫よ、あたしはあなたのお姉ちゃんよ
たまには頼ってよ。」

「うん、ありがとう」

「夏川くんも、ほら起きて」

なっちゃん?あぁそうかあたし
なっちゃんに助けられたんだった。

「んー…?三木?大丈夫か?」

「うん、ありがとう。また助けてくれたね」

「気にすんな」

ニコッと笑ってくれた。

ドキッ…なんか今、ものすごいドキッとした。
不思議だな…なっちゃんといると
不思議なことがいっぱいだよ。

「夏川くんありがとうね、
もう帰っていいわよ」

「失礼します」

ガラガラという音をがして
なっちゃんは帰っていった。

「ねぇ美月?美月は夏川くんが好きなの?」

「好き?恋?そんなのわからないよ」

「クスクス…まぁいいや。明日
楽しみだね。文化祭」

あぁそっか明日か。


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