本当のわたし
次の子達はもうきていた。
色々伝えて交代した。
午前は、なると周る。
ちゃんと聞かなきゃだよね。

「んー?どこ行く?みーちゃん」

「んーここがいいな!カフェ的な?
ゆっくり話出来そう!」

「え…あ、うん…」

「大丈夫!迷惑とかじゃないから」

「え…本当に?」

「うん!」

2年A組にレッツゴー!!!!

適当に注文して、いよいよ本題へ

「なる、単刀直入に言うね?
いじめられてるの?」

下を向いて黙ってしまった。
いいんだよ。落ち着いてからで。

「嫌いになったりしない?」

「うん!だって友達でしょ!」

「うぅ…ありがとう」

「私ね…D組の七瀬春樹君と付き合ってるの」

!?え…?なんか入学式で結構
騒がれてなかったっけ?そやつは…

「春樹とは幼なじみでさ、付き合って
1年くらいになるんだけど、
それを知ったファンの子達に妬まれちゃった」

無理して笑うその顔を見ると
なんだか胸が痛んだ。
< 37 / 163 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop