本当のわたし
part4
side☆三木美月
長い長いテスト週間も今日で最終日。
今日はなっちゃんの海に行く日。
と言っても入るわけじゃないから水着とかは持っていかない。
やっぱり楽勝なテストはささっと片付けて寝るに限る。
テスト週間は面倒くさいけど、怒られずに寝る事ができるから結構好き。
早くテスト終わらないかな〜。
海の家とかやってないかな!かき氷食べたい!
テストの後に行く海のことで頭がいっぱいだよ〜!
ふとテスト用紙に目をやる。
本名が書かれたテスト用紙に心臓が潰されるんじゃないかと思うくらいに苦しくなった。
私…本当は三木美月じゃない。
私は…本当は…。
やばい。苦しい。どうしよう。
「先生ー!三木さんが苦しそうです!」
なっちゃん?隣からしたなっちゃんの声に安心した。
「三木、大丈夫か!?」
「先生、俺もうテスト大丈夫なんで三木を保健室に連れて行っても良いですか?」
「良いのか?頼む」
「はい。三木、大丈夫?立てる?」
もう声を出すことすら苦しくて頭を横にふる。なっちゃんがおんぶしてたくれた。
その時ふと見えてしまったなっちゃんのテスト用紙の名前「三木優希」
三木…?どういうこと?
だって家にも「夏川」って書いてあったのに。
そう思った同時に意識を手放した。
今日はなっちゃんの海に行く日。
と言っても入るわけじゃないから水着とかは持っていかない。
やっぱり楽勝なテストはささっと片付けて寝るに限る。
テスト週間は面倒くさいけど、怒られずに寝る事ができるから結構好き。
早くテスト終わらないかな〜。
海の家とかやってないかな!かき氷食べたい!
テストの後に行く海のことで頭がいっぱいだよ〜!
ふとテスト用紙に目をやる。
本名が書かれたテスト用紙に心臓が潰されるんじゃないかと思うくらいに苦しくなった。
私…本当は三木美月じゃない。
私は…本当は…。
やばい。苦しい。どうしよう。
「先生ー!三木さんが苦しそうです!」
なっちゃん?隣からしたなっちゃんの声に安心した。
「三木、大丈夫か!?」
「先生、俺もうテスト大丈夫なんで三木を保健室に連れて行っても良いですか?」
「良いのか?頼む」
「はい。三木、大丈夫?立てる?」
もう声を出すことすら苦しくて頭を横にふる。なっちゃんがおんぶしてたくれた。
その時ふと見えてしまったなっちゃんのテスト用紙の名前「三木優希」
三木…?どういうこと?
だって家にも「夏川」って書いてあったのに。
そう思った同時に意識を手放した。