やっぱあんたには叶わない
新しい一面が見れた私は満足してる。
「わかった、三船くん…よろしくね!!!!」
あえて苗字で呼んでみる。
「あー、竜でいいよ既に唯って呼んじゃってるし」
まぁ、こうなるよね。
それも狙いの一つ。
けどここで終わらない。
「りゅっ…竜……くん?」
「くんいらないから笑」
「竜…っ」
「ん、よくできました」
わざとだけどっ
てのは置いといて。
こうやって何人の男と接してきただろう。
全然疲れないよ、もう慣れたから。