君 に “ 首 っ た け ” 。







リビングへ降りると、お母さんが家族の人数より1つ多めに朝ごはんをこしらえていた。



「翔ちゃん、いつもありがとね!ダメな娘のために起こしに来てくれて!」


毎朝そう言って、お母さんは翔陽の分のお茶碗を差し出す。

こうやって朝も一緒にごはんを食べる程の仲だけど、


私と翔陽の関係は“幼馴染み”だ。





< 4 / 16 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop