天然年下彼氏。



『…まっ!!!!真衣さんっ!!!!!』

突然の叫び声。

『なっ、なに?!』

すぐさま給湯室に向かったわたしの目の前にいたのは、座り込んで捨てられた子犬みたいな目をしたあいつ。

『、、、、真衣さっ、あの、、、、コーヒーこぼしちゃって、、あっつい、、』

『、、、は?』

熱いコーヒーをこぼしたとわめく子供みたいな後輩を前に、真衣は笑いが止まらなかった。

『ちょっとまって、そんなことぐらいで騒がないでよ!!!笑』

『だって熱かったから、、、』

騒いでしまったことを恥ずかしそうにしている凌を見ていたら、なんだかかわいそうになった。






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