天然年下彼氏。



『やけどしてないの??』

持っていたハンカチでスーツを拭いてあげようと、真衣は凌の傍にしゃがみこんだ。

『……………』

しばらくの沈黙。

凌が目をそらすから、なんかこっちまで照れくさくなってきた。

『……大丈夫なの?なんか答えてよ』

凌の顔をのぞきこむように真衣が口を開いた。





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