お隣さんと内緒の恋話
気持ち良すぎて寝ちゃえる。
「 …っ!熱っ!!」
いきなり おでこに感じた熱に私は驚いた。
「 あはははは!椿、寝てんなよ、鳥がフン落としたらどうすんだよ、ぶっ… それも アリかもな 」
なっ… 葵っ!
「 私で遊ばないでよ、もう!」
「 ごめんって 」
フン!知らなぁーい。
無視する私は あからさまにツーンとした。
「 コンポタいらないの? 椿、ごめんって~」
コンポタ…
飲みたい!
でも、私にフンが落ちればおもしろいとか思うなんて ひどすぎる。
ひたすら歩く私を捕まえる葵。
「 椿、機嫌直せよ。デートだろ?」
うっ… デート、だけど…
だって、どうやって機嫌直せばいいわけ?
笑うの?
何か言えばいい?
ん~……
「 椿、キスしていい?」
…へ?
「 何… っ!!」
ん、んんっ… ほんとにキス!
葵、大胆なんですけど。
っていうか… 見られてますけどーっ!
チュッと離れた葵の唇、私は みるみる真っ赤になった。
見られた…
どこの誰か知らないけど 見られた…
恥ずかしっ