アサガオを君へ
私は毎日、その銭湯にお風呂に入りに行っている。
なぜかというと、私が叔父さんと暮らし始めてすぐに家のお風呂が壊れたからだ。
いまだにそのお風呂をなおす気はないらしい。
私は読書をやめてお風呂セットを手にとって玄関に向かう。
そして履きなれたサンダルをはいて、ガラッとドアを開けると夏樹が立っていた。
「「………」」
お互いビックリして固まってしまった。
私は一気に高まった鼓動を落ち着けて口を開いた。
「な、何やってんの」
「いや、いつも通り迎えに来て、ピンポン押そうと思ったら心が出てきた」
「夏樹いつまでたってもこないから先に行こうと思って…」
そこまで言って、夏樹の頭に目がいった。
不自然にはねた髪の毛を見てため息をついてた。
「寝てたわけね」
夏樹はガシガシっと頭をかいて、フッと笑った。
なぜかというと、私が叔父さんと暮らし始めてすぐに家のお風呂が壊れたからだ。
いまだにそのお風呂をなおす気はないらしい。
私は読書をやめてお風呂セットを手にとって玄関に向かう。
そして履きなれたサンダルをはいて、ガラッとドアを開けると夏樹が立っていた。
「「………」」
お互いビックリして固まってしまった。
私は一気に高まった鼓動を落ち着けて口を開いた。
「な、何やってんの」
「いや、いつも通り迎えに来て、ピンポン押そうと思ったら心が出てきた」
「夏樹いつまでたってもこないから先に行こうと思って…」
そこまで言って、夏樹の頭に目がいった。
不自然にはねた髪の毛を見てため息をついてた。
「寝てたわけね」
夏樹はガシガシっと頭をかいて、フッと笑った。