アサガオを君へ
ひたすら夏樹の額に、自分の額を押し付けて。
私は動けなくなってしまった。
そのとき。
「ココ!!夏樹!!!」
打ち上げに行ったはずのアッキーが、車道を横切って駆け寄ってきた。
そして夏樹の体に触ろうとした。
私はそれが分かった瞬間、思い切り顔を上げて叫んだ。
「触らないで!!!!!」
もうやめて。
2人きりにして。
誰も入ってこないで。
怖い。
もう私の知らない夏樹が増えるのは嫌だ。
私と夏樹を、もう放っておいて。
私はまた夏樹の額に自分の額を強く押し当てて言った。
「お願いだから…もうやめて。引っ掻き回さないで。…触らないで…」
ギュッと目を閉じた。
夏樹との目を見られないなら、もう私に目なんて必要ない。
見えなくていい。
私は動けなくなってしまった。
そのとき。
「ココ!!夏樹!!!」
打ち上げに行ったはずのアッキーが、車道を横切って駆け寄ってきた。
そして夏樹の体に触ろうとした。
私はそれが分かった瞬間、思い切り顔を上げて叫んだ。
「触らないで!!!!!」
もうやめて。
2人きりにして。
誰も入ってこないで。
怖い。
もう私の知らない夏樹が増えるのは嫌だ。
私と夏樹を、もう放っておいて。
私はまた夏樹の額に自分の額を強く押し当てて言った。
「お願いだから…もうやめて。引っ掻き回さないで。…触らないで…」
ギュッと目を閉じた。
夏樹との目を見られないなら、もう私に目なんて必要ない。
見えなくていい。