アサガオを君へ
私はあんぐりと口を開けたまま、しばらく秋山くんを見つめた。
な、なにそれ。
初めてこんな人見た。
こんなに頭が悪い人に私は出会ったことがない。
ノンちゃんは、あきれて言葉も出ないらしい。
そんな私たちの微妙な空気を読み取ったのか、長身くんが軽く手を挙げて言った。
「こいつバカだからほっといていいよ」
「はぁ!?俺は本気やで!!」
ワーワーっと叫ぶ秋山くんをガン無視で長身くんは微笑みもせずに言った。
「俺は中西陽平。浩太とは小学からの腐れ縁で、夏樹とは高校から仲良くなった。ちなみに帰宅部の2人とは違って美術部に入ってます」
なぜか最後は敬語で締めた中西くんは、ずっと無表情だ。
夏樹とはまた違う、表情筋がすごく発達してない感じ。
夏樹はどちらかというと常にボーッとしている。
何か違う2人だけど、雰囲気はすごく似てると思う。
な、なにそれ。
初めてこんな人見た。
こんなに頭が悪い人に私は出会ったことがない。
ノンちゃんは、あきれて言葉も出ないらしい。
そんな私たちの微妙な空気を読み取ったのか、長身くんが軽く手を挙げて言った。
「こいつバカだからほっといていいよ」
「はぁ!?俺は本気やで!!」
ワーワーっと叫ぶ秋山くんをガン無視で長身くんは微笑みもせずに言った。
「俺は中西陽平。浩太とは小学からの腐れ縁で、夏樹とは高校から仲良くなった。ちなみに帰宅部の2人とは違って美術部に入ってます」
なぜか最後は敬語で締めた中西くんは、ずっと無表情だ。
夏樹とはまた違う、表情筋がすごく発達してない感じ。
夏樹はどちらかというと常にボーッとしている。
何か違う2人だけど、雰囲気はすごく似てると思う。