太陽の恋
プロローグ
『イヤ!私は、どこにも行かない!星也とずっと、一緒にいたいの!』
私は、大泣きしながら、必死に抵抗していた。
けれど、そんなの意味がない。
お兄ちゃんに、ムリヤリ車に乗せられてしまった。
『愛‼』
星也は、叫んでいた。
この時、私たちは、こう心に決めた。
『私は、待つ。星也と会える日を…』
『待っててくれよ、迎えに行くから…』
この日から、私たちの物語が始まった。
< 1 / 5 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop