あたしと彼の物語



**************


「…………、んぅ?」




「あ、おはよぉ♪」






……………………ぬ!!?



「あ、ああああの、、詩春さん?」




「ぬ。何かな?ちぃちゃん殿?」


「も、もしやわたくし、昨日あのまま寝てしまったという事なのであろうか?」




「あのままとはどのままか存ぜぬが恐らくそうであろうな。」



「…………。」



…あ、オワタ(^q^)



女子としてオワタこれ(^q^)





仮にも男子の横で寝るとかオワタ(^q^)


っつうか仮にもって失礼だなごめん。



「…っあ!それはそうと。体調どう?」



「ああ、もう大丈夫だよ。心配かけてごめんね。」



本当だよ。もう。



「あたし学校の準備してくる。」



「うん、行ってらっしゃーい。」













あたしが閉じた扉の奥、






『ちぃちゃんは僕にとって必要だよ。』





詩春は静かに目を伏せた。






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