許されるなら‥‥もう一度
家に帰る·····と

凌のお父さん
俺の両親が、
嬉しそうに迎えてくれた。

俺達は、
凌のお父さんの家の近くに家を建てた。

俺の両親も頻繁にニューヨークに来ている

あの時には、考えられなかったが
今こうしていれることに
感謝して、毎日を大切に過ごしている。

結のお祝いを盛大にやってもらい
祝うことが出来なかった、
輝の分も一緒に祝った。

輝は、今日は凌のお父さんの家に行った。

結が、凌から授乳を受けているのを
俺が見ていると·····

凌は、恥ずかしいから、
見るなと言うが·····

輝のときに、出来なかったことを
少しでも知りたかった。

結は、お腹いっぱいになって、
寝てしまった。

「りょう、おいで」と、手を広げると

恥ずかしそうに、
凌が飛び込んでくる。

「凌、俺のりょう、愛してる」
「私も、一輝を愛してる」

降り注ぐキス·····
舌を絡めとられる
凌、愛してる
とキスの間に一輝が囁き

ベッドへ運ばれ
優しく、私に触る····一輝···
「‥‥かずき‥‥愛してる」
と、私が囁くと·····

一輝が、ゆっくりと私の中に入ってくる
私の表情を見ながら
「あぁんっ‥」
「んはっ‥りょう‥
‥‥‥‥‥りょうっ‥のなかっ‥
     ‥‥‥‥さい·····こうっ·····」

「あぁ‥かっ‥ず‥きっ」

そのまま、意識を失って
目が覚めると、一輝の胸の中にいた。

········温かい······
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