許されるなら‥‥もう一度

私達には、
必要な道のりだったのだと思う。

とても、辛く·····苦しくて·····
死·····まで逃げてしまったが·····
あのまま逝かずに、すんで良かったと
改めて······いま·····思う······

輝のおかげで、再び一輝さんと
歩いて行く道を決めることが
出来た。

今から先も平坦な道のりでは、
ないかもしれない······

でも·····

もう······迷わない······。

私は、この人と‥

‥‥‥‥‥‥生きていく‥‥‥‥


  愛しくて、一輝の頬に唇をつけると
  私の体に廻された、
  一輝の腕にギュッと力が入り
  抱きしめられた。
  
  まるで·····守られてるよう······


  
   許されるなら····

    ·······ずっと····このまま·····

      あなたと·····共に·····


                 完
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