ヒスイ巫女4

「空、スイ２人はお父さんの所行ってなさい。」
「「はーい」」
ヒスイは仕事をし始めた。
書類を読みハンコを押すだけで単純作業だけど中身をしっかり理解しないと困った事になる。
そんな作業を約一時間をしていた所元気な声が聞こえてきた。
「ママ〜！来たよ〜」
スイと空がある人を連れてきた。
「大丈夫か？ヒスイ。」
蒼であった。
「大丈夫大丈夫。私からやるって言った仕事だから」
「俺も手伝う。」
「え、蒼。ダメだよこれは重要な書類で幹部でないと触ったらダメなんだから」
「ヒスイ、俺も一応幹部だ。」
蒼は書類に手を伸ばして仕事を初めていた。
空とスイは部屋の中で本を読んでる。
「ありがと、蒼」
「これぐらい頼れよヒスイ」
頭をクシャっと撫でた。
「うん、ありがと。」
ヒスイは照れくさそうに笑った。
２人は知らないが蒼とヒスイは巫女の国でこう呼ばれている。
[年中新婚夫婦]
それだけ初々しくじゃれあってるという名前であった。
２人のおかげで仕事の大半が終わったのは言うまでもない