ヒスイ巫女4

｢ヒスイ…もうやめろ。これがいけないことだと分かっているはずだ。｣
ヒスイは晃の言葉に自分のしている事を冷静に見た。
それが間違っていることだとすぐに分かった。
｢私は…なんてことを…｣
｢俺がお前を止めれなかったのが悪いんだ。分かったならこの力を止めてくれ。｣
ヒスイは力を抑えようとするだが力は抑えられない。
そんなヒスイの様子に晃は気付ききいた。
｢ヒスイ…どうした？｣
｢力が止まらない。｣
そうだ。ヒスイの力はもうヒスイという宿主ではなく自分の力でこの世界を無くそうとしていた。
晃もヒスイの横でどうすればと頭を抱えるが何も出てこない。
そんな２人に突如
光がさした。
それは悪を浄化し善を復活させる光。
その光にヒスイは連れ去られていった。