ヒスイ巫女4
2人の闘いは激戦をきわめた
眼には眼を
歯には歯を
拳には拳を
その原理でお互いの攻撃と全く同じ攻撃をし、攻撃の威力を消していた。
誰かが言った。
「もはや人間の闘いではない」
と…
壁をつたい攻撃をしたり、空中で戦っていたりしたのでそう思うのは仕方がない。
どちらも一方に譲らない闘いになっていた。
その事は本人達も分かっていた。
(このままでは勝敗がつかない…兄貴もその事がわかっているはずだ。なら…)
(このままではいっこうに終わらない何か一手を打たなければ…なら…)
((一手先勝))
ほぼ同士に2人は動いたお互いに得意な技
蛍は回し蹴り。
腰を落とし、蹴った。
蒼もその蹴り技に気付き得意な技を発動した。
「デストロング!!」
「え?」
さすがの蛍でも予想していなかった攻撃止める事が出来ない。
(やられる…!)
蛍が身構えた時…
目の前に黄色の光
「フィックス!」
その言葉を聞いた瞬間…
蒼の動きが止まった。
「蒼?ダメだよ。それは常識でしょ」
黄色の光はヒスイが天使の力を使う時の色。
「蒼は反則を犯した為勝者は蛍」
蛍の片手を上にあげた。
観客者から拍手があがっていった。
「ヒスイじゃあ…」
「優勝は蛍だよ。」
ヒスイは蛍に向かって笑いかけた。
「えっと…」
自分で言い出した事だが実際になるとは思っていなかったため動揺している。
陸は起きていたが最後に審判をくだしたのはヒスイなのでヒスイから賞金を渡される。
「まずは賞金ね。何に使うの?」
「そのお金は国家に使ってくれ」
ヒスイは少し驚いた顔をして元に戻った。
「ありがとう。じゃあ賞品ね」
観客者からはヤジの声が聞こえる聞こえる。
ヒスイは蛍の顔を持ち、ゆっくりと自分の唇を近づけていった。
「ヒスイ…やめろ」
蒼がヒスイの力により動けない状態で顔だけを動かしている。
あと1センチ…
ドーン
何かが破壊される音がした。
「ベアリー(壁)」
陸が武道会の屋根を作った。
「ヒスイ!第二撃が予想される今すぐ避難の誘導を!」
「了解」
ヒスイは蒼にかけていた力をといた。
「蒼と蛍は敵のせん滅を」
「「了解」」
「転送」
観客者の足元に黄色の光が光った。
そして次目を開けた瞬間、楼宮の結界室に国民全員が集まっていた。
「皆さん、私が呼びに来るまでここを出ないでください!」
「ママ?どっか行っちゃうの?」
スイが咳き込みながら質問した。
「ママはね今から戦ってくるんだ」
蓮がスイの手を握った。
「スイ大丈夫だヒスイさんはちゃんと帰ってくる。ですよね?」
「うんそうだスイ」
ヒスイはスイの頭をなでながら言った。
「じゃあ蓮君スイ達を頼むよ」
蓮は頷いた。
眼には眼を
歯には歯を
拳には拳を
その原理でお互いの攻撃と全く同じ攻撃をし、攻撃の威力を消していた。
誰かが言った。
「もはや人間の闘いではない」
と…
壁をつたい攻撃をしたり、空中で戦っていたりしたのでそう思うのは仕方がない。
どちらも一方に譲らない闘いになっていた。
その事は本人達も分かっていた。
(このままでは勝敗がつかない…兄貴もその事がわかっているはずだ。なら…)
(このままではいっこうに終わらない何か一手を打たなければ…なら…)
((一手先勝))
ほぼ同士に2人は動いたお互いに得意な技
蛍は回し蹴り。
腰を落とし、蹴った。
蒼もその蹴り技に気付き得意な技を発動した。
「デストロング!!」
「え?」
さすがの蛍でも予想していなかった攻撃止める事が出来ない。
(やられる…!)
蛍が身構えた時…
目の前に黄色の光
「フィックス!」
その言葉を聞いた瞬間…
蒼の動きが止まった。
「蒼?ダメだよ。それは常識でしょ」
黄色の光はヒスイが天使の力を使う時の色。
「蒼は反則を犯した為勝者は蛍」
蛍の片手を上にあげた。
観客者から拍手があがっていった。
「ヒスイじゃあ…」
「優勝は蛍だよ。」
ヒスイは蛍に向かって笑いかけた。
「えっと…」
自分で言い出した事だが実際になるとは思っていなかったため動揺している。
陸は起きていたが最後に審判をくだしたのはヒスイなのでヒスイから賞金を渡される。
「まずは賞金ね。何に使うの?」
「そのお金は国家に使ってくれ」
ヒスイは少し驚いた顔をして元に戻った。
「ありがとう。じゃあ賞品ね」
観客者からはヤジの声が聞こえる聞こえる。
ヒスイは蛍の顔を持ち、ゆっくりと自分の唇を近づけていった。
「ヒスイ…やめろ」
蒼がヒスイの力により動けない状態で顔だけを動かしている。
あと1センチ…
ドーン
何かが破壊される音がした。
「ベアリー(壁)」
陸が武道会の屋根を作った。
「ヒスイ!第二撃が予想される今すぐ避難の誘導を!」
「了解」
ヒスイは蒼にかけていた力をといた。
「蒼と蛍は敵のせん滅を」
「「了解」」
「転送」
観客者の足元に黄色の光が光った。
そして次目を開けた瞬間、楼宮の結界室に国民全員が集まっていた。
「皆さん、私が呼びに来るまでここを出ないでください!」
「ママ?どっか行っちゃうの?」
スイが咳き込みながら質問した。
「ママはね今から戦ってくるんだ」
蓮がスイの手を握った。
「スイ大丈夫だヒスイさんはちゃんと帰ってくる。ですよね?」
「うんそうだスイ」
ヒスイはスイの頭をなでながら言った。
「じゃあ蓮君スイ達を頼むよ」
蓮は頷いた。