ただ君が。

出会い

クラス発表を見ようとするとそこにはすごい数の人。

どうにか人をかき分けながら掲示板に近づく。

なんとか掲示板の前までたどり着けた…。

まぁ、演劇で鍛えてるからねww

さて、私のクラスは…

1組…じゃない…2組…でもない。

うーん…おぉ! 3組か!

3組のところに自分の名前を見つけた。


「3組かぁ…また変なやつの多いクラスになっちゃったなぁ」

「へ?」


後ろから聞こえた声に私は変な声をあげてしまった。

後ろをみると背の高いすらっとした女の人が立っていた。


「ん? え!! 可愛い子だ!!!」


え!? なんか私の方を見て言ってる?


「ねぇ! 君名前は? ちょっと話さない?」


なんかナンパされてるみたいw


「私…ですか?」

「もちろん!! ねぇ、いきなりだけどダメかな?」

「いいですよ?」


私は綺麗すぎるお姉さんに負けた。

やったーと言っている姿まで美しい。

本当に同い年なのかな…?

そう思うぐらい、大人びているようだった。
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