【完】幼なじみのあいつ

ボールが上に上げられ、一斉にボール目掛けてジャンプをする２人。



やった！さすがキャプテン！！！


制したのはうちのチームだった！





ボールを翔ちゃんが受け取り、素早く相手ゴールに向かってドリブルするが翔ちゃんをマークしていた相手チームがそれを許さない。


もう、他の人のパスしたほうがいいんじゃないの？


ドキドキしながら翔ちゃんを見守ってると、パスをするのかと思いきや何と！



何と、リング目掛けてシュート～～～ッ？！！！



え～～～ッ？？？




見方チームも相手チームも呆気にとられる中、ボールは綺麗に弧を描きリングへと吸い込まれていった。


その瞬間、大きな歓声が鳴り響く。



うわっ！


うわうわうわ～！！！



凄い、凄いよ翔ちゃん～～～！！！！！




私達女子チームは興奮しんながら、皆でと抱き合って歓喜した。



男バスの皆もまだ始まったばかりだっていうのに、翔ちゃんのもとに行って頭を叩いたりして喜びあっている。




この調子で次も！


と言うわけにはいかなかったようで、相手チームが一気に襲い掛かって来た。



それを何とか防ごうと皆で阻止してたけど、すんなりシュートされてしまう。





ここから更に、相手チームとの白熱した試合が始まった。