首切り魔女と騎士
「やっと今日ね。待ちに待った日よ?」
十五夜の夜、高いビルの上から街を見下ろしている女
長いさらさらとした黒髪、黒いブーツ、人とはどこか違うオーラ
魔女はクスクスと笑った
「お前も死ぬかもしれないんだよ?」
「わかってるって」
彼女は猫の頭を撫でた
「ロイは私の傍にいてね?」
「バカか。私はお前から離れるわけないだろ使猫なんだから」
魔女はクスっと笑い
「そうね。」っと言って姿を消した