夏祭り*幼馴染を振り向かせたいっ!



目を見開いたまま固まる昴。


すごい間抜け面だ。



こんな状況で笑う私はおかしい?




遠くから救急車のサイレンの音が聴こえてくる。





だんだん近づくそれに比例するように瞼が重くなる。






好きな人の腕の中で死ぬのも悪くないかな。



なんて。











私は眠気に逆らえず瞼を閉じた。



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